FC2ブログ

スギケンの闇鍋風ドールブログ

ドールの話をメインに、カメラ、漫画、イラスト、アニメ、映画など、ある方面に偏った趣味を闇鍋風に送る不定期日記です。                

ライセンス版・留之助ブラスター

留之助ブラスター2049_04

月に一度は更新しようと思っていたのですが、先月は一度も更新できませんでした。
色々な買い物をし、映画なんかも観たので、ネタがなかったわけではありません。
すべてはモチベーションの低下が原因です。
なんかもう私生活がめちゃくちゃで、気持ちに余裕がないんですよね‥‥‥。

このままではいかん‥‥‥、ということで久しぶりに更新。

今回はブレードランナー2049に関する話です。

劇中に登場するデッカードが持つブラスター。
あのプロップには日本の留之助商会が製作した留之助ブラスターが使われています。
一作目が公開されたとき、留之助商会はブラスターの造形に惚れ込み、
長年にわたってプロップのレプリカを作り続けてきました。
当時は明確な資料がなく、映画本編に登場する暗がりのブラスターを
独自解釈して作っていたようですが、その後、撮影に使用されたプロップが見つかり、
正確な情報が出回るようになります。
それに合わせて留之助商会も少しづつアップデート。
今では本物にかなり近い状態になりました。
重量もダミーカート込みで1.3kg。ズシリとくる心地よい重量感。

留之助ブラスター2049_03

その後、その精巧な作りがスタッフの目にとまり、
留之助商会にブレードランナー2049製作スタッフから要請がきます。
撮影に使いたいから、留之助ブラスターを送ってほしいというのです。
歓喜した留之助商会は、その時の在庫、6丁をすべて送りました。
日本のマニアが作り続けた製品が本家に認められ、
続編の小道具として使われるに至る。これって凄くないですか。

そのままではなく、簡易版の型取りに使われたり、汚し塗装を加えられたり、
一部のパーツを差し替えて使用されたらしいのですが、撮影に使われたのは事実です。
(プロップマスターはインタビューで、「今作のデッカードブラスターは、
一作目のオリジナルプロップを所持者に貸してもらい、採寸・撮影をし、
それをもとに作り上げた」と答え、留之助ブラスターに関しては一切触れませんでした。
留之助商会はそのことに落胆し、ファンの間で議論が交わされましたが、
なんらかの形で使用されたのは事実のようです)

つまり、日本人が作り上げた一作目のレプリカが、
二作目では本物になってしまったという驚きの展開。

留之助ブラスター2049_02

今、留之助商会では、撮影に使用されたものと同じver.の留之助ブラスターを
予約販売しています。
なんと、これまでのようなレプリカではなく、本物が売り出されているのです。
あのハリソン・フォード。そして ライアン・ゴズリングと撮影現場を共にした
小道具と同じものが今なら入手できます。

夢がありますよね。

続編の失敗が多い映画界ですが、ブレードランナー2049は素晴らしい映画でした。
“あの”ブレードランナーの続編なので、相当敷居は高かったと思います。
しかしドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は独自のセンスを生かし、
“らしさ”を残した新たなブレードランナーを創造しました。
なので初代からのファンである私の、ブラスターに対する思い入れも、
下がるどころか上がる一方。

数あるver.の中で劇中に使用されたのは、留之助ブラスターPRO リテイラーver.です。
公開記念として留之助ブラスター2049が発売されましたが、
それは改良された別物であり、劇中の物とは微妙に異なります。
相違点はコストダウンのための簡略化です。
(私が知る範囲の本体変更点は2箇所。
1、LEDユニットの配線を簡易化し、時間差点灯を廃止。
2、ダミカートの底の擬似プライマーと刻印を廃止。
この2点。)

今回発売されるライセンス版・留之助ブラスターは、
リテイラーver.に仕様が戻ります。

その経緯はこちら。(2017年に掲載された留之助商会のブログから転載)

来年3月に出荷予定の"ライセンス版留之助ブラスター"と、
今年6月と先月末に出荷された"留之助ブラスター2049"の違いについて、
頻繁に電話やメールでお問い合わせをいただいておりますので、
ここに改めて説明させていただきます。
まず希望小売価格を3,000円値上げし、定価83,000円(税込89,640円)と
させていただきました。
これは商品1点につき権利元のALCON ENTERTAINMENTにライセンス料を
45ドル(約5,100円)支払わねばならず、消費税込みで90,000円を超えることだけは
避けたかったためのギリギリの選択です。
"ライセンス版"は"リテイラーエディション"と同じ仕様に戻りますが、
これには事情があります。
1年以上前からライセンス取得のために権利元と交渉してきましたが、
その際に先方に提出したのが当時の最新版留ブラ、つまり"リテイラーエディション"でした。
その後、簡略化したLEDユニットとダミーカートを使用した"留ブラ2049"を造ったわけですが、
何かと出費のかさむ"ライセンス版"も同じ仕様でいく計画でいました。
それを見越して、とくにLEDユニットは相当数を量産していたのですが、
10月はじめに権利元から、"ライセンス版"は先に提出した"リテイラーエディション"に
いっさい手を加えてはならない旨の要請があったのです。
なので作り貯めしたLEDユニットは廃棄処分することになりました。
製品に印刷する©️の位置についても、グリップエンドの裏側というこちらの希望を通すために
何度かのやりとりがありました。
ちなみに印刷方法についての細かな指示がなかったことを幸いに、
タンポ印刷を採用しましたが焼き付け仕上げはしませんでした。
(理由は分かっていただけるかと思います)。


つまり、ライセンス版も本編に使用されたリテイラーver.と一緒。
相違点は、ライセンス商品であることを証明する刻印の有無だけ。

デッカードブラスターのレプリカとしての頂点は、留之助と高木型。
マニアの間ではそう言われているらしく、どちらかというと
高木型推しの声が大きい気もするのですが、プロップに使われた時点で
2049に関しては留之助が本物です。

留之助ブラスター2049_01

ただし、この留之助ブラスター。めちゃくちゃ高額です。
私もだいぶ昔から留之助ブラスターのことを知っていましたが、
いまだに所有していないのは、その価格設定にびびっていたからです。
受注企画のDDセイバー・ジャンヌダルクに比べれば可愛い値段ですが、
ほとんど差はありません。

しかし、今回は劇中と同じものが手に入るという貴重な機会‥‥‥。
今後、どんなに改良されても、それはブレードランナー2019の仕様に近づくだけで、
ブレードランナー2049とは別物です。2049版に関してはリテイラーver.だけが本物。
そこに大きな価値があります。
「2019版にはLEDを点灯させるシーンはないのだから、LEDが時間差で点灯するなんて、
留之助商会が勝手に後付けした仕様だろ?」そう思う方もおられるかもしれませんが、
2049版にリテイラーver.が使われている以上、続編の中では時間差点灯が正解です。
くだらないくらい細かいことを言うようですが、ファンとしてはこれが結構重要。
ファン心理なんてそんなものです。

「ここはブレードランナーファンとして
血反吐を吐いても逝かなきゃあかんやろ」


そう思い、散々悩んだ末にポチりました。
商品の発送は今月下旬の予定。

高額出費のため、いまだに震えておりますが、現物を見たら納得できると信じ、
今日を生きる糧にしたいと思います。

 モデルガン

0 Comments

Leave a comment