スギケンの闇鍋風ドールブログ

ドールの話をメインに、カメラ、漫画、イラスト、アニメ、映画など、ある方面に偏った趣味を闇鍋風に送る不定期日記です。                

レンタル映画で気晴らし

レンタルムービー

近所のTSUTAYAで映画を借り、気晴らしに視聴しました。
借りた映画は上記画像の3作品です。
どの作品もなかなか見応えがあったので、感想記事を書きます。

ホラーとサスペンスに集中していますが、
別に他のジャンルが嫌いなわけではありません。

ホラーやサスペンスは、手っ取り早く緊張状態に入れます。
たまたま今回は、難しいことを考えずにスリルを楽しみたい心境だったのです。


〇ババドック

一言でいえば、子育てする親のストレスが分かる映画です。
系統としては、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」に近いでしょうか。
テーマだけでいえば、こちらの方が上かもしれません。
演技と雰囲気で精神が病む過程をじわじわ描いているシャイニングに対し、
ババドックは直球です。
総時間の半分を消費し、ストレスフルな母親の日常を丁寧に描いています。
職場では認知症患者の相手。自宅では超問題児である息子の相手です。
ボロボロになり、やつれながらも絶えず息子の味方である母親の寛容さに感心してしまいました。

中盤以降は、見せ方の異なるシャイニングです。
それまで丹念にストレスフルな日常を描いているので、病んでも違和感はまったくありません。
むしろよく頑張ったのではないかと。

ババドックという怪物が実在したのか。
それとも、すべては憔悴しきった母親と、ババドックという怖い絵本にびびった息子の妄想なのか。
それは視聴者の解釈しだい。
子育てに協力せず、自分の都合ばかり話す父親は、この映画を見た方がいいかもしれません。


〇マザーハウス

いやぁ……、これはなかなかの掘り出し物でした。
正直言って、中盤まではあまり印象がよくなかったんですよ。
気難しい母親と、子供特有の嫌らしい嫉妬心を弟に向ける兄。
人間が持つ融通の利かなさ。エゴ。そうしたリアルを抱え込んだ一家なので、
生々しすぎて、少しイライラ……。

それにこの母親ときたら、不可解な現象に怯えて腕のいい占い師に頼っても、
「出てって! 私を怖がらせたいのね!」と、肝心なところで占い師を追い出す始末。
いや、私だって実際その場にいたら同じことをするかもしれない。
でもね……。映画でそんなシーンを見ると、
「あーあ……。ここで、しっかり占い師の指示に従っていれば、
事態が好転したかもしれないじゃん」
なんて思っちゃったりするんですよ。外野としては。(苦笑)

で、なんだかんだいってホラー風味なんです。
全体の2/3くらいまでは、なかなかに怖い。

ところがですよ。

そこを越えて種明かしが始まると、
なんとジャンルが変わるんです!

これには、驚きました。
『結果的には良い話』、といった映画は私も何本か見ましたし、
途中で印象が変わる映画も見ました。

でも、これは別格。初めての体験。

ハラハラ、ドキドキしながら目を細めて怖い映画を見ていたはずなのに、
2/3を超えた時点で恐ろしさが消失し、「嘘だろ……」と思えるくらいに変化を遂げていたのです。
そう感じたのは、おそらく緻密に計算された伏線が原因。
種明かしの間、私は内心、ずっとこう思っていました。
「やられた……。
なんだこれ、ホラーじゃないじゃん。全然ハウスホラーじゃないじゃん。
不覚にも、ちょっと涙ぐむじゃん……」

結果良ければすべてよし。
エンドロールが流れた時。
作品の印象も、一家の印象も180度変わっていました。
いい映画だったなぁ……と、しみじみ。


〇デスノート Light up the NEW world

この作品。世間での評判は散々です。
加えて、ネット評価をチラ見したときに、運悪く新生キラの正体を書いている感想に出くわし、
楽しみの数割を失ってしまいました。
いつも思いますが、明確なネタバレを含む感想を書く場合、
冒頭にネタバレありと表記してほしいです……。

とはいえ、実写版の初代デスノートが好きだった私。
その続編は見ておきたいところ……。期待せずに視聴しました。

出だしから、なかなかのスピード感。
目が離せない、とまではいきませんが、中盤に差し掛かった時点で、
「あれ……、世間で言われているほど悪くないんじゃ……」と思いました。
デスノートといえば、天才同士の頭脳戦が作品の肝でしたから、
同じ流れを期待すると駄作に思えるかもしれません。

でも、頭脳戦がなくても展開はスピーディで、色んな要素がみっしり詰まっています。
スピンオフである、L change the WorLdよりも全然面白いんじゃないでしょうか。
最終的な敵は個人ではなく〇〇、というのも、デスノートの世界観を考慮すると、
意外性があって面白い展開でした。
天才同士が戦った後の後日談という意味では、上手くまとまっていたと個人的には思います。

映画に限らずゲームでも漫画でも、「楽しんだ者勝ち」って、よく言いますが、
新生デスノートは幸いにも私の好みに合ったようです。


以上、長くなりましたが、週末に借りた3作品の感想でした。

 映画

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