2016.06.30 (Thu)

ロスト・バケーション

子供の頃からなぜかサメに惹かれまして。
サメが登場する映画というだけで胸が高鳴ってしまうんです。

でも、真面目に取り組んだ本格サメ映画って意外と少なかったりします。
サメを題材にした映画は乱立しているものの、そのほとんどが低予算の
どちらかというとお馬鹿系の映画なんです。
安っぽいCGとありえない設定……。

私は常々思っていました。
どうしてお馬鹿な題材としてサメは定着してしまったのだろう。
JAWSは面白かった。
発売が決定したとき、スチールブック仕様のブルーレイを迷わず予約した。
しかし、いくらスピルバーグのカメラワークや演出が神懸かっていても、
今となってはハリボテ感が拭えない。
凄い映画なのでハリボテ感なんて気にならない。
でも、高望みをしてしまうのは人間の性である。
今のハリウッド技術で本気のサメ映画を作ってくれないだろうか。
リメイクが流行ってるみたいだから、JAWSもそろそろリメイクすればいいのに。
というか、もう何十年も経ってるのに、これはJAWSを超えたというサメ映画に
出くわしたことがない。
サメを題材に本気で怖いものを作ろうとする人っていないのだろうか……。

そんなことを悶々と考えていました。

そんな中、久しぶり。
本当に久しぶりに本格サメ映画が
登場しました。


熱い視線を送り、私が並々ならぬ期待を寄せているのがこの映画。
「ロスト・バケーション(邦題)」
原題のSHALLOWSは浅瀬といった意味でいいのかな。

THE SHALLOWS12

予告ではスピルバーグ監督のJAWS以来の本格サメ映画と謳っていましたが、
個人的にはディープ・ブルーも含めていいと思う。
挙動とかありえないけど、あれはちゃんと作ったサメ映画だった。

このロスト・バケーション。公開は来月下旬なんですが、
もう今からわくわくしっぱなしで、思い出しては予告動画を繰り返し眺めています。

【More】




THE SHALLOWS13

このコピーを読めば誰でも設定が理解できます。非常にシンプル。だがそこがいい。
シンプルだからといってドキュメンタリータッチではありません。
ちゃんとサメを活躍させて観客を怖がらせようとする心意気が予告映像から
びしびし伝わってきます。

これだよ。私はこんなサメ映画を待っていたんだよ!

見たのは予告映像だけなので本編がどうなのかは分かりませんが、
この映画、私のツボをつく映像が次々と登場します。
個人的に惹かれたポイントは下記のとおりです。

まず、この美しい映像とカメラワーク。
大きな波が海面とぶつかったときの海中映像なんてあまり見たことがなかった。
凄い迫力ですよ。
THE SHALLOWS01

当初、宣伝用のイメージ画像と思っていた波の向こうから接近するサメの巨体。
これが実際の映像なのでびびりました。
奥から迫ってくる様子はマジ怖い。
THE SHALLOWS02

このあと、サメの体当たりを食らった主人公は海に投げ出されて襲われます。
足に怪我を負うものの、なんとか小さな岩の上に身を乗せる。
しかし、サメは他のサーファーに襲い掛かる。
このサメのCGがとてもいい出来。本当のサメみたいでうっとり。動きもリアル。
THE SHALLOWS03

そりゃ、こうなるよね。
誰だってこうなる。私だってこうなる。
というか、あまりの衝撃に無表情かもしれない。
THE SHALLOWS04

このビーチ。隠れた穴場らしく、ほとんど人がこない設定だったと思う。
助けはこない。
サメにしてみれば、「久しぶりの獲物だ。なんとしても食うぞ」って感じ。
泳ぎ去ることなく執拗に主人公の周囲を回り続ける。
THE SHALLOWS09

主人公は頭の回転が早く、逆境に強いタイプみたいです。
ただ怖れるだけでなく、必死にサメの行動を分析し、活路を見出そうとします。
そしてこの美しい海面の照り返し。美しいのに絶望的。孤立感。海の広がりと恐怖。
映像的にも文句なしです。
THE SHALLOWS05

そして潮が満ちるとこの岩が海中に沈むという絶望的な設定。
美しかった風景は夕暮れとともに変化します。
THE SHALLOWS06

陽が暮れると風景が一変してまあ怖いこと。
日中の美しい風景との対比がお見事。
これは上手いと思いましたね。
予告映像を見る限り、岩場からなんとか離れることができたみたいです。
そしてサメの猛攻が。
獲物を海中に引き込もうと躍起になってます。
THE SHALLOWS07

海に落ちそうな主人公。
さあ、どうなるってところで予告はおしまい。

興奮度MAX 緊張感MAX

サメ好きなら絶対引き込まれるでしょう。
THE SHALLOWS08

サメのCGはだいぶリアルになってます。
ディープ・ブルーのCG部分も頑張ってたけど、まだ嘘くさい造型だった。
常々思ってきた。サメはそうじゃねえだろ、と。

これはかなり頑張ってると思う。
THE SHALLOWS10

一瞬だけ映るサメの襲撃シーン。
この迫力ですよ。

ああ……、早く観たいんですけど……。
THE SHALLOWS11

予告を見ていてひとつだけ気になったのは、
ちょくちょく入るスローモーションの演出。
あれってどうしても必要なんですかね。
映像が凄く綺麗でカメラワーク・構図も巧みだから、過剰な演出が入るたびに、
「ああ、嘘なんだ。映画だったんだ」って突き放されるんですよ。
この映画には合わないと思う。

最近の流行だよね。
個人的には、あまりにも使われすぎてもう食傷気味な演出。
この手の演出って「かっこいい!」って評価されるとみんなで使うから、
すぐに見飽きてくる。

あくまで予告用であり、本編ではあまり使われていないことを祈りたいです。
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