スギケンの闇鍋風ドールブログ

ドールの話をメインに、カメラ、漫画、イラスト、アニメ、映画など、ある方面に偏った趣味を闇鍋風に送る不定期日記です。                

うちの子紹介10人目 ~綾瀬亜美さんの事情~ その7

前回の続きです~。

続きもののドールコントですので、前回までをお読みでない方は、その1~6を先に
お読みになってからご覧くださいませ~。

亜美184 食事を済ませた俺達は、亜美の部屋に戻ってきた。

部屋に上がりこんだ俺は、
早速、買ってきた画材をズラーーーッと広げる。


スギケン「よし! 見ろよ、準備は万全だぜ。
      ささ、アイデアを纏めなさい。
      オレは纏まったアイデアを元にイメージを膨らませるから。」


亜美「・・・・・・・・。(^^;)」
亜美185


亜美「う~ん・・・もうなんだか挙動不審の塊みたいなスギケン君だけど・・・
   私も承諾した以上は頑張るよ・・・。」

亜美186


スギケン「それでこそオレの
      知っている亜美だ!!」



亜美「はいはい。(苦笑)」
亜美171



彼女は、暫くするとサラサラと文章を書き始める。
元々アイデアを持っていたようなので、迷う事も無かったみたいだ。

真剣にノートの向かってペンを走らせている。

その様子を眺めながら、いつしかオレは彼女の事を
スケッチしていた。
亜美には見えないように描いているので、彼女は気付いていない。
それに文章を書くのに集中しているしね。

綺麗な横顔を見ていると、また少し涙腺が緩んでくる・・・・
亜美376

だから、今は考えるなってオレ!・・・自分に言い聞かせる。


一時間後、彼女は3つのお話を完成させると、オレに向かって
ノートを見せてきた。


亜美「こんな感じなんだけど・・・・どうかな?」
亜美187


スギケン「どれどれ。ノートに目を通す。」


1. 家族の絆を描いた心温まるお話。

2. 動物たちのほんわかとした心和むお話。

3. 気弱なお侍のお話。



スギケン「へぇ~、流石だね、亜美。どれも良い感じなお話じゃん。」

亜美「そうかな・・・。(*^^*)」
亜美188


う~ん・・・これは悩むな・・・・。

でも、どれかひとつと言われると、オレ的には3番かな・・・。


スギケン「・・・・・・・・・。」


スギケン「3番でいこう。」


亜美「お・・・意見が合ったね。(^^)
   言わなかったけど、実は私のオススメも3番だったんだ。」

亜美190


スギケン「よし、それじゃお互いの意見も合った事だし、
     オレはこのお話についてイメージを膨らませるよ。
     まずは登場人物のイラストを描こうかな。」


亜美「うん、それじゃ私はこの3番について、もっと作りこんでいくよ。(^^)」
亜美333

作業に戻る亜美。


オレもイラストを描き始める・・・・


・・・しかし


スギケン「・・・・・・・・・・・・・・。」


・・・・やばい


亜美「どうしたの?」
亜美191


手が止まってしまっているオレの様子に気付き、亜美が声を掛けてくる。


スギケン「い・・・いや、なんでもないよ。続けて。(^^;)」


亜美「・・・・うん。」
亜美194


・・・・・・・・。


・・・・なんてこった・・・。
2年後のオレはとっくに絵を描くのをやめて、随分と時間が経っている。
つまり・・・もう昔みたいに描けなくなってしまっている・・・・。


いくら描いても、線は歪み、綺麗な円を描く事すら困難だ・・・。(汗)

暫く考えてから、開き直る。


よし・・・下手うまで通そう。(爆)


何を言われても、これは“作風”です、とか“味”という事で
誤魔化すのだ。

亜美377

・・・・いつもオレの絵を見ていた亜美に、それが通用するかは
疑問だけどね・・・。OTZ


でも、描けないものはしょうがない・・・。(^^;)


暫くすると、彼女は手を止めて、こちらの方を窺ってくる。

亜美「どう、そっちは。」
亜美192

スギケン「う~ん・・・・なんとなくイメージは掴めてきたかな。」

亜美「そうなんだ。(^^) それじゃ一度見せてよ。」
亜美196


くっ・・・・・。


スギケン「・・・・こんな感じっす・・・。」


・・・・・・・。

・・・・・・(><)


亜美「・・・・・・・・。」
亜美193


やべぇ、絶句って感じ?
オレがバツが悪そうに下を向いていると、彼女は渡された
イラストをじっくりと眺めながら・・・・


亜美「・・・へぇ・・・スギケン君、こんなタッチも描けるんだ。
   いびつだけど、いつもより温かみがあって良いんじゃないかな。」

亜美378


・・・・予想に反して、そう言ってくれた。

スギケン「・・・・・え?」

亜美「私は好きだな。
   いつもと違うけど、スギケン君らしさはきちんと出ているよ。(^^)」

亜美195

スギケン「オレらしさ・・・。」

自分では、自分自身の絵の特徴とか個性なんて全然理解していないけど、
オレらしさ・・・か。 そんなもの出てるのか?



でも・・・亜美にそう言われて、
・・・・オレは凄く嬉しかった。




つづく

 SD16綾瀬亜美

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